めっきり秋めいてまいりました。コロナ禍も落ち着き気候の良い季節、皆様いかがお過ごしですか?

前回は発育期のお子様のお話をさせていただきました。

今回は成人~高齢期の皆様のお話をさせていただきたいと思います。

 

高齢期になると衰えるのは当たり前です。

当たり前のことなのですが日々そんなこと意識しないですよね!

ところがです!

お口の健康は日々の些細な心掛けですっごく変わります

お口の機能の発達は12歳頃ピークとなります。

12歳までのお口の機能改善の大切さについては前回お話させていただきました。

それから、成人期にはしっかりとそれをキープする!

(これもとても大切❣( ^ω^)・・・私はもう過ぎてしまいましたけどね( ^ω^)・・・)

そして、65歳を超えると、どんなお元気な方も右肩下がりになります。(右肩下がりをなるべく緩やかなものにしたいものです❣)

私も改めて日々の心掛けが大切なこと再認識です。

成人期にはお喋り、食べる、飲み込む、等々

ありがたいとも思わすに、当たり前に行っていますよね・

それがですよ・・・

年を重ねますと・・・滑舌が悪くなったり、飲み込みにくくなったり、むせたりといろいろな障害が出てきます。

下手な歯医者が入れた入れ歯の責任だけではないのです・・・(笑)

読んだ話ですが、

脳梗塞で倒れられて摂食嚥下が難しくなった方のお話ですが、

人から食べさせてもたったものは嚥下できないのですが、

自分で口に入れたものは嚥下できるようになったと言うエピソードです。

人の脳って素晴らしいと思いませんか?

1連の動作が記憶されているのです。

ということで

できるときに意識的に脳と筋肉のトレーニングに励んでおくと身体は裏切りません❣

そこで

なかたに歯科医院では患者様にあいうべ体操(今井一彰先生考案)をお勧めしています。

それと前前回お話させていただいた鼻呼吸睡眠時の口テープです

当院でもコロナ禍になってから力を入れてお勧めしたのですが喜ばれる患者様が多くいらっしゃいます。

体って正直だな~って痛感しています。

鬱、アレルギー、難病の方も抵抗なくチャレンジしていただけます。

お金はかからない!健康になる!最高です。

お試しくださいね

 

それともう一つ

 

 

こんなに舌の位置を意識して発音したことありますか?

この発音が明瞭にできなくなると嚥下も黄色信号が点灯します。

パタカラが食べる・飲み込むにとても役立つトレーニングです。

結構お年を召された方は「か」発音ができなくなります。

これが誤嚥につながっていくのかと推測できます。

高齢者の死因の1位は誤嚥性肺炎です。

しっかりと鍛えましょう!

舌ってとても働き者です。お喋りする時も食べるときも飲むときも呼吸する時も常に働いています。

当たり前に動くと思わず、洗面所に立った時は必ずあいうべ体操パタカラ体操してみませんか?

(冷蔵庫の前と洗面所の鏡に「あいうべ」「パタカラ」と書いて張ってくださってる患者様もおられます。)

気分もスッキリ、お顔もスッキリ、若返りますよ。

「継続は力なり」

簡単なことですがすごく重要なことです。

それではまた

お元気にお過ごしくださいませ